PS1版のA列車で行こう4グローバル(1994年12月3日発売)の攻略についてまとめています。
鉄道・バス・子会社の運営法とおすすめの攻略本についても解説しています。
A列車で行こうⅣ(PS)攻略法
「攻略法」とタイトルしていますが、A列車で行こうⅣに関して厳密には明確なゲームクリア(攻略)が設定されていません。
ここでは、【倒産せずになるべく早く資金1兆円を達成すること】を攻略できたと考えるようにします。
ちなみに資金1兆円を達成すると隠しマップの「山脈」「無人島」(両マップとも高難度)が遊べるようになります。
資金1兆円達成は実はそんなに難しくなくて、環状線内側に道路を整備してバスを走らせ、環状線内にレストランやデパートを建てて利益を出し、その利益で貸しビルを建てて行けば環状線1個だけでも時間さえかければ達成できます。
株式投資はおまけなので今回は割愛します。
鉄道運営
まずは、鉄道運営から。運営にあたってのポイントは以下です。
- 駅のまわりの最終的な発展範囲は駅を中心とした16ブロック
- 駅舎より駅ビルのほうがより発展する
- 旅客列車の売上は出発駅と到着駅の直線距離で計算される
- 旅客列車の乗客が多いのは8時と18時
- 貨物列車は売上がない
- 資材の設置可能範囲は駅を中心とした32✕32(+1)ブロック
- 資材はレベルB1(地下1階)に置くとよい
駅を設置する時、発展範囲を考えて設置します。駅を中心として16ブロック発展するので近くの駅と発展範囲が被らないように気(A.Ⅳ.EVOLUTION)をつけます。
また、鉄道の売上は駅間が離れるほど儲かります。かといって何日もかけて到達するようでは経費ばかりかかり効率が悪くなります。乗客は8時と18時がピークになるので走行させる列車で駅間の距離を設定します。
ちなみに列車の移動距離は、低速で毎時1.5ブロック、中速で毎時2ブロック、高速で毎時3ブロックです。8時に出発した列車は17時には到着させるようにすると良いでしょう。時間にして9時間。
駅内でも移動することを考えると、理論上は低速列車で10ブロック、中速列車で15ブロック、高速列車で25ブロック駅間を離すことができますが、バスの踏切まちなどに遭遇するとすぐにダイヤが乱れてしまうので、少し余裕を見て1〜2ブロック分短めで線路を敷くと良いかもしれません。
街の発展には資材が必須です。しかし、地上に資材を置くと発展範囲を無駄に消費してしまいますし景観もあまり良くありません。個人的には貨物列車をレベルB2(地下2階)に走行させて資材はレベルB1(地下1階)に置くことを好みます。
レベルB1の資材は地上・地下2階どちらを走行する貨物列車も積み下ろしができます。
バス運営
つづいてバス運営です。運営にあたってのポイントは以下です。
- バス停のまわりの最終的な発展範囲は駅と一緒だが発展速度は非常に遅い
- 道路側は地価が上がりやすいため貸しビルが建ちやすい
- バスの売上は出発バス停と到着バス停の直線距離で計算される
- バスの乗客が多いのは8時と18時
バスは運べる乗客数が列車に比べると少なく、道路には資産税がかかるので純粋に売上で稼ごうとすると難しいです。しかし、駅の近くに道路があるのと無いのでは発展のスピードが全くちがいます。
特に小さい環状線の内側に道路を敷きバスを走らせると、貸しビルが林立し目覚ましく発展します。街の中心部などに設定すれば変化があり視覚的に楽しいです。
また、バスも列車と同じく出発バス停と到着バス停の直線距離で計算されます。乗客が一番多い時間帯も8時と18時で同じです。
バスの移動距離も列車の移動距離と同じで、低速で毎時1.5ブロック、中速で毎時2ブロック、高速で毎時3ブロックです。8時に出発したバスは17時には到着させるようにすると良いでしょう。
また、平地の少ないマップではブロックをたくさん必要とする列車は地下を走らせて、地上部はバスだけで街づくりをするといった工夫もおすすめです。
子会社運営
一番利益を稼げるのは子会社運営です。子会社運営のポイントは以下です。
- 子会社の売上は駅よりも道路に近いほうが高い
- 儲かるのはデパート、遊園地、スタジアム、貸しビル
- 工場は資材搬出がストップするととたんに赤字になる
- 景気に左右されやすい
意外と間違いやすいのが子会社の建てる位置です。駅に近いよりも道路側のほうが売上が高くなります。もちろん駅に近くてなおかつ交差点に設置するのが最も効率が良いです。
子会社で安定して儲かるのは、デパート、遊園地、スタジアム、貸しビルです。しかしゲーム開始時は資金が少ないため、おすすめはレストランを何軒かとデパートを1軒建てると良いと思います。
人口が増えて鉄道売上が上昇してきたらさらにデパートを追加します。こうして各駅近くの交差点にレストランとデパートを各1軒建てていきます。
その後、スタジアム、遊園地と建てて行けば年に何軒か貸しビルを建てることが可能になると思います。貸しビルは特にこだわりがなければ高さ最長の超高層ビルで良いでしょう。子会社は最大で256社までと決まっていますし、低層・中層は他社が建てるので必要無いかと思います。
税金対策
最後に税金対策です。
A列車で行こう4の世界では「資産税」と「所得税」の2つが課税されます。資産税は保有する土地・建物・車両・子会社などに課税され税率は5%、所得税は鉄道・バス・子会社の利益に課税され税率は50%(!)
資産税は赤字であっても課税され、所得税は赤字であれば課税されませんが黒字だと利益の半分に課税されます。
毎年3月31日に計算され、6月1日に資金から差し引かれます。
資産税はどうしようもないので対策するのは黒字時の所得税です。毎年年が開けたらバランスシートを確認して、利益がでていたら子会社を建てたり、開発予定の土地を購入したり、先取りして線路網や道路網を整備したり、車両を購入したりして節税してください。
A列車で行こうⅣ(PS)おすすめ攻略本
A列車で行こう4のおすすめ攻略本です。
初心者向けのイチオシは「A.IV.EVOLUTIONグローバル公式ガイドブック」です。
グローバル版での全マップが写真付きで紹介され、攻略ポイントが良くまとまっています。
私も随分お世話になりました!
次に紹介するのは中〜上級者向けにおすすめの「A.IV.エヴォリューション テクニカルファイル」です。レールの敷設テクニックや小ネタなどマニアックな解説が数多く掲載されています。ページ数もかなり多いです。
カラーが少ないので初心者にはやや読みにくいかもしれません。グローバル版の攻略本ではないので、グローバル版のマップ写真が見たい場合は上述のグローバル公式ガイドブックも合わせて手に入れたほうが良いと思います。
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