このサイトは、1970年代生まれの父が子どもの頃に遊んだレトロゲームの楽しさを自分の息子に伝える目的で開始しました。
息子はもちろんのこと、これからレトロゲームを遊んでみたい初心者の方に使いやすいサイトにしたいと思っておりますので時々覗いてやってください。
レトロゲームの魅力
1983年7月15日、家庭用ゲーム機の歴史が大きく動きだした日でした。任天堂ファミリーコンピュータの(以下ファミコン)発売です。
それまでは、アーケードでしか遊ぶことのできなかったゲームを家庭で気軽に遊べるようになりました。それまでにも家庭用ゲーム機はいろいろ発売はされていましたが、大きく普及したのはこのファミコンが初めてです。

私は当時6歳でした。
現代でこれだけゲーム文化が浸透しているのもファミコンがあったからこそだと言っても過言ではありません。
ファミコンが発売された頃からすでに40年が経過し、今ではゲームの世界も技術の進歩が目覚ましく、実写と遜色ない画像・映像やリアルなゲーム体験ができるようになりました。
一方で、システムの複雑化など初心者には気軽に楽しみにくくもなっています。
レトロゲームは気軽にゲームの世界を楽しむことができるのが最大の魅力だと思います。

そのかわり、ゲーム自体の難易度は高いことが多いですが(笑)
2016年に任天堂から突如「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」が発売され話題になりましたが、そこでレトロゲームの魅力に気付いた方もいらっしゃるかもしれません。
3Dポリゴンではなく、ドット絵で表現された世界。特にスーパーファミコン後期の頃~プレイステーション、セガ・サターンの頃までの表現が特に好きです。

©スクウェア

©クエスト
当サイトでは、主に以下の機種について扱います。
- ファミリーコンピュータ
- スーパーファミコン
- PCエンジン
- メガドライブ
- プレイステーション
- セガ・サターン
- ゲームボーイ
- ゲームボーイアドバンス

単に筆者の好みと経験の問題です。取り扱いがない機種については不得意ですので、上記機種以外は他サイト様を参考にしてください。
レトロゲームで遊ぶには
では、これからレトロゲームを遊ぶにはどんな方法があるのか、取り上げてみました。大きく分けると以下の4つの方法があります。
- 実機
- エミュレーター
- 互換機
- メーカー公式のアーカイブ

後になるほど難易度が低くなります。
当時の実機を入手して遊ぶ
実機+ゲームソフト
はじめにお断りしておきますが、表現力や入力遅延の少なさからいうと当時発売された実機に敵うものは今のところありません。
最高の環境を目指すなら実機以外に方法は無いと言えます。
後で取り上げるエミュレーターや互換機、メーカー公式のアーカイブなどと違い、ほぼすべてのゲームタイトルが遊べます。
とはいえ、昔のゲームはテレビやモニター画面との接続方法もRF方式といわれる方法や旧式のタイプであるRCA方式(赤・黄・白のプラグ)です。
今遊ぶにはライトユーザーには少し難易度が高くなりますので当サイトでは取り上げません。(たぶん)
エミュレーターで遊ぶ
パソコン+吸出し機+ゲームソフト
次に、エミュレーターといわれるソフトを使い遊ぶ方法があります。
パソコンだけでなくandroidやiPhoneなどのスマートフォンでも遊べますが、ゲームソフトのデータを専用の機器を使い、自分で吸い出す必要があります。

私はこの方法でも遊んでいます。
最近では中華ゲーム機と呼ばれるモバイル端末がたくさん発売されていますので、選択肢が豊富なのも魅力。


互換機で遊ぶ
互換機+ゲームソフト
3つめは互換機と呼ばれる機器で遊ぶ方法です。
互換機といっても様々あり、ファミコンだけが遊べるものや1台で複数の機種が遊べるものまでたくさんあります。
単にゲームカセットを差して遊ぶだけでなく、ゲームのデータをインストールして以後はカセットを差したりしなくても遊べるものまで登場しています。
中でも、レトロフリークとPOLYMEGA(ポリメガ)は1台で何種類ものゲーム機種が遊べる画期的な製品です。

ゲームソフトが手に入れば基本的には好きなタイトルも遊べるし、取り扱いも比較的易しいので初心者には一番おすすめ!
おすすめではありますが、一部遊べないタイトルもありますのでそれには留意する必要があります。
メーカー公式のアーカイブ
現行のSwitchやプレイステーション3以降
最後にメーカーが公式に公開しているアーカイブからダウンロードして遊ぶ方法です。
現行機のSwitchやプレイステーション3以降などを所有の方は任天堂の「Nintendo Switch Online」やソニーの「ゲームアーカイブス 」などを利用する方法です。
利点は今持っているSwitchやプレイステーションを使うだけなのでハードルが最も低いということ。一方で全てのレトロゲームが遊べるわけではないので遊びたいタイトルが無いということも。

私はどちらも所有していませんので詳細は触れません。詳しい方のサイトなど参考にしてくださいね。
レトロフリークもポリメガもソフトをインストールしてソフト無しでも遊ぶことができますが、あくまでソフト所有が前提になっています。
インストール後にソフトを売却したり、友人から借りたソフトをインストールすると法に触れますので充分注意した上でご利用ください。
レトロフリークで遊ぶ

レトロフリークはサイバーガジェットが2015年10月31日に発売したレトロゲーム互換機です。
1台で11機種のゲームカートリッジを読み込ませて遊ぶことができます。
- ファミリーコンピュータ
- スーパーファミコン
- Super Nintendo Entertainment System(NTSC/PAL)
- ゲームボーイ
- ゲームボーイカラー
- ゲームボーイアドバンス
- メガドライブ(NTSC/PAL)
- GENESIS(北米版メガドライブ)
- PCエンジン
- TurboGrafx-16(海外版PCエンジン)
- PCエンジン スーパーグラフィックス
※太字が国内で販売された機種
STEP 1:本体を入手
まずは本体の入手です。本体はAmazonなどで購入することができますが、定価以上の価格で販売されていることもありますので注意してください。
STEP 2:microSDカードを装着
次にゲームソフトを読み込ませる為の容量の確保です。レトロフリークではmicroSDカードを使用します。
microSDカードはamazonや楽天などの通販やカメラ店や家電店で購入できます。
STEP 3:ゲームソフトを読み込ませる
レトロフリークの準備ができたら、いよいよゲームカートリッジを読み込ませます。読み込ませなくてもプレイできますが、読み込ませたデータでプレイするほうがセーブデータなどの保存やレトロフリーク本体だけで使えるので設置スペースがコンパクトであったりと色々メリットがあるので読み込ませたほうが良いと思います。
STEP 4:レッツプレイ
ゲームソフトを読み込ませたらあとはプレイするだけ!若かりし頃を思い出して楽しんでください!
POLYMEGAで遊ぶ

POLYMEGA(ポリメガ)はPlaymaji社から2021年9月12日発売された互換機です。
レトロフリークでは遊べなかったCD-ROM媒体のゲームソフトを遊べることが特徴です。また、別途モジュールを接続することで、スーパーファミコンなどのカートリッジ系のゲームもインストールできます。
- プレイステーション(日米欧)
- セガサターン(日米欧)
- メガCD(日米欧)
- スーパー32XCD(米欧)
- ネオジオCD(日米欧)
- PCエンジンCD-ROM²(日米)
- PCエンジンSUPER CD-ROM²(日)
- PCエンジンARCADE CD-ROM²(日)
- パワーモジュール EM01:ファミコン(日米欧)
- スーパーモジュール EM02:スーパーファミコン(日米欧)
- メガモジュール EM03:メガドライブ(日米欧)・スーパー32X(日米欧)
- ターボモジュール EM04:PCエンジンHu-card(日米)・PCエンジン スーパーグラフィックス(日米)
- ウルトラモジュール EM05:NINTENDO64(日米欧)
※ファミコンは別途カートリッジが必要になります。
STEP 1:本体を入手
まずは本体を入手します。2024年3月現在、いくぶん流通が回復してきましたが、まだまだ手に入りにくい状況が続いています。
STEP 2:SSDを装着
ゲームをインストールするには、SSDが必要です。完全コンプリートを目指すのでなければ2TBもあれば充分長く使えるはずです。